お店におけるディスプレーの重要性は、おそらく誰もがわかっているものと思います。
では、ディスプレイする商品でなにをどうアピールするのか、十分に理解されていないケースも多かったりします。
ディスプレーはストーリーです。売場のストーリーです。
ストーリーのないディスプレーは単なるオブジェになってしまいます。
商品をディスプレーし、どんなストーリーを語らせるのか?
それは、あなたの売場のコンセプト次第です。
また、ディスプレーする場所によっても、その役割が変わってきます。
売場の前面、奥、導線のポイントとディスプレイする場所により、それぞれ役目があります。
それをお客様目線になり、ストーリ仕立てで演出するのです。
「自分が好きだから」
「これくらいが無難かな」
といったコーディネートでディスプレーしても、どうしても訴求力に欠けてしまうこともあります。
ディスプレイには、売場の前を一瞬で素通りするお客様の目を惹き付ける演出効果があります。
そう考えれば、インパクトや他社にないコーディネートを見せることが大事になります。
はじめはだれでも上手くいかないかもしれませんが、やらなき上達しないのもディスプレーです。
他ショップや雑誌などでディスプレーを研究し、真似することから入っても良いのです。
みんなそんな風にしてスキルアップしているのですから。