先日、長嶋茂雄氏が亡くなりました。
「我が巨人軍は永久に不滅です」は有名なセリフですが、私で言えば小学6年生くらいだったのですが、テレビで長嶋さんがこのセリフを口にしているのを見た記憶があります。
ところで、長嶋さんといえば監督時代の
「10.8決戦」が有名です。
「10.8決戦」は、日本のプロ野球初となる同率首位のチーム同士が最終戦で直接対決し、勝った方がリーグ優勝するという当時、社会的にも注目された決戦のことです。
このときに、長嶋茂雄監督が選手たちに、
「おれたちは勝つ! 勝つ! 勝つ!」と連呼し、選手にも「おれたちは勝つんだ」という意識が芽生えたといわれてるエピソードがあります。
結果は巨人の勝利です。
ここで大事なのは、
とにかく勝つのだということを言葉で強く宣言している点です。
自らにもそして周囲の人間にも「勝つ」と宣言し、あたかももう勝利しているかのような暗示をかけたのだと思います。
言葉にはそれだけのパワーが有るのです。
監督が、勝つという言葉を発したことで全員に勝利のイメージが湧いてきたのだと思います。
そしてそのイメージが勝利を呼び込んだのです。
ですから普段から、口にする言葉には気をつけたいものです。
接客業であれば、お客様、スタッフ同士、また関係者にも
ありがとう。
感謝します。
しあわせです。
などハッピーになる言葉を使うことで実際にそういう現実が起こります。
自分がどんな言葉を使っているか、意識してみましょう。