多くの場合、明らかに身体の調子が思わしくないと感じているのに、無理して仕事に行きますよね。
「仕事なんだから、当たり前じゃないか」という人が大半でしょう。
でも、そんなときに仕事をしても自分のパフォーマンスの質は落ちるんじゃないでしょうか?
これは、無理やりおすすめするわけではありませんが、
私はそういう場合、休むという選択肢があっても良いと思います。
「いや、私が休んだら他の人に迷惑がかかるから」
「休んだら仕事がストップする」
でも、人生なんとかなりますし、組織やチームでやっている仕事であれば、あなたが休んでも周りがフォローしてくれます。
私はアパレルメーカーの営業時代に展示会の初日に休んだことがあります。
展示会は取引先のバイヤー等を招待し、商談をします。営業マンにとっては大事なイベントです。
しかし、私はなんと二日酔いでダウンしてしまったのです!
ひどい頭痛でとてもじゃないが、仕事に行くのは無理、そう思い上司に電話をし休んでしまいました。
当日アポイントメントの入っていた取引先の担当者を教え、別の人間にフォローしてもらったのです。
そのときに、「自分がいなくても仕事はなんとかなる」とわかったのです。
販売員の場合、早番でお店を開けなくちゃいけないこともあり、突然休むわけには行かないケースもあるでしょう。
でも、早めに別の人に連絡をし、シフトを変わってもらったりすることだってできます。
もちろん、代わってもらった人には、きちんとお礼をして、感謝しましょう。
「自分が休んだら他の人に迷惑がかかる」
「休んだら仕事が止まってしまう」
たしかにそうかもしれませんが、本当にそうでしょうか?
いなければいないでなんとかなります。
だから、どんどん休めと言っているわけじゃありません。
体調がわるいときは無理することはありません。
「休んでもなんとかなる」ということを知っておくだけでも気持ちは楽になりますよ。