お店にとって、顧客名簿は、大事な大事な財産です。
信頼関係のできあがった顧客がいれば、どんな状況でも購入してもらえますよね。
顧客リストは、非常に貴重なのです。
日本一のマーケターとして有名な経営コンサルタント、神田昌典氏の「不変のマーケティング」で、
「江戸時代の商人は、屋敷が火事になると、真っ先に顧客台帳を井戸に投げ込んでから外に逃げ出した。当時の顧客台帳は特殊な紙でできていたので、水に濡れても文字が消えなかったのだ。当時の商人も、「顧客リスト」は何よりもの財産であることを理解していた」
とあります。
しかし、どれだけたくさんの顧客リストを集めたとしても、実際に稼働していなけれれば、無駄とも言えます。
顧客リストを洗い出し、御礼状やDMを出しても、来店していない顧客は、捨ててしまいましょう。
本当にお店の財産と言える顧客が絞り込めると、その方たちにより厚いもてなしがデキると思います。
数が少なくなるのなら、あらためて、御礼状やDMの内容を検討し、来店につながる内容に変えれば良いのです。
今までのやり方を見直すきっかけにもなります。
今、あるもので伸び悩んでいるのなら、一度リセットする。
その勇気が持てるか否かで、売上を大きく飛躍できる可能性を秘めているとも言えますよね。